だらだらしている間に、最後の夏休みもあと10日。
 
昔の彼女のことを夢に見た。悪夢だった。
僕は彼女に馬乗りになり、ヒョードルのように氷の拳を振り下ろしていた。何度も。
前にも同じような夢を見たことがあるので、なんか僕の深層心理の中では「前の彼女→拒絶せねばならない→パウンド」という連想がパブロフってるようである。
 
ついでに、そいつがブログをやっていたことを今日知った(しかもはてなダイアリーだった)。
誰に知らされたわけでもなく、だらだらネットを漂っていたら見つけてしまったのだが、全く気の滅入る話だ。
読んでいるだけで頭痛がしてくる。
僕は本当に性格の合わない人と付き合っていたんだなと思う。
 
彼女の持つ不快さの原因は、彼女の両親だ。
 
たまたま今日読んだ「電波大戦」でも、なんかそんなような話が書いてあった気がするのだが、個人の恋愛の方向性は両親の影響によって規定されるところが大きい。
 
彼女の両親は、今ならはっきり断言できるのだが、僕にとって関わりたくない類の人間だった。彼女はその両親の教育によって歪んだ。歪んだというか、少なくとも偏った人間に育った。
僕も少なからず偏った人間であり、それ故に彼女に惹かれたと言えるのだが(女なら誰でも良かったとも言えるのだが)、しかし結局彼女の持つ歪みから生まれる不快さに耐えられなくなって別れた(あるいは別に好きな人が出来たので別れた)。
 
 
 
色々考えていたら気持ち悪くなってきた。
しかし僕は彼女のことが嫌いになったわけではないし、別れてからしばらくごたごたして嫌いになったとしても、今はそうではない。今は結構好きだと思う。ただ、不快さに耐えられないだけだ。それが今日の結論だ。