ガイアの夜明け 電子ブックの衝撃 を見たよ

ipadで「怪盗レーニャ」の電子ブックを作るという話をやっていたわけですが。
その中で、出版元の角川の人が「ブックの中で金貨が出てくるシーンで画面上に金貨がわさわさ降ってきて、金貨に触ったり画面を傾けたりすると金貨が動くようにして欲しい」というオーダーを下請けの会社に出すというくだりがあり、
なかなかイメージ通りに仕上がらない! 困った!→頑張ってうまく作ったよ! わーい! という展開を見せたわけなのですが
これ全然意味不明というか、「いるか? それ!」って凄く思ったのは俺だけではないはず。
だって俺、怪盗レーニャとかよく知らないけど・・・あれでしょ、サムシング吉松氏がやってる・・・モー娘の・・・まあフツーにオタク向けコンテンツでしょ? アニメとかやってる。
わざわざipad怪盗レーニャを買うおっきいお友達が金貨の動きがどうとか・・・思わないだろ??
そして実際完成した画面も、なんかコンピューター部の学生が適当に作ったみたいな特に工夫もない動きで、まあなんつーか下請けの人もクライアントに意味不明の無茶振りされてめんどくさかったんだろーなーという感想を抱かざるをえない投げやりなしろものでした。

これはあかん、ほんまあかん・・・。
大体本とか漫画って自分のペースで進められるのが良いところだと思うんだけど、電子ブック化した際に出版社が良かれと思って余計な演出を付け加えると、読者はみんなかったるくてしょうがないんじゃないでしょうか。

角川歴彦会長が出てきてipad怪盗レーニャを触ってなんか適当なこといって、あーなんかこの会社だめそう。すごくだめそう。って感じでした。
他にも色々な小話があったけど、まあ特におおっという話はなかったように思われます。Kindleの動作をまじまじと見たのは俺は初めてだったけど。