「まおゆう」と「AngelBeats!」

なんか最近twitterで話題のこの2作。いや俺の視界からそう見えているだけでもっと話題作があるかもしれないがこの2作。
類似点と相違点を思いつくままに適当に挙げる検証はしない。しないのだ。
 
類似点ってほどの類似ではないかもしれないけど、まず、両者共に結構叩かれてるよね。
 
まおゆうは啓蒙主義的でどうたらで、AngelBeats!はプロットがよくないと。
その、叩かれるポイントについての差異は、何か?→特に思いつきません。
 
ああ今思いついたんだけど、2作とも好きな人は好きで嫌いな人は嫌いで、好きな人は嫌いな人が何か文句を言っても俺は好きだから良いじゃんって思ってる風なところが似てるね。って差異じゃないじゃない。まあいいか。
 
ああまおゆうは割と人生をポジティブに描いているのに対しAB!はネガティブかな?
わー啓蒙されて頑張ったらうまくいったーな話が多いまおゆうに対し、わー良かれと思ってやったら天使が寝込んじゃったーみたいな話が多いAB!。そもそもAB!は話の出発点が悔いを残して死んだ者たちの集合なのでものっそネガティブだな。まおゆうもそれなりにネガティブな話もあるけど、それはなんか要はハッピーになる前振りとしてのアンハッピーって感じだし。いや俺がそう感じただけど。カンジダ
 
自分の心象風景のメモなので話のまとまりも着地点もないまま進むよ。
 
AB!に死にきれねえよ・・・なエピソードが多いのはだーまえがそういう性格だからだろうな。
まおゆうの作者はポジティブなのかな? というと、まあそうとは限らないだろう(クレバーな作家は作品と自分との間に一定の距離をおくものだ)。
 
ああそうだ、まおゆうの作者はクレバーっぽいんだよな。いや、くればいいのに feat.草野マサムネ from SPITZということではない。勿論。(←村上春樹風。村上春樹風かこれ?) 当たり前に、作品と自分との間に一定の距離を置いている。それは健全なことで、だから俺はあんまりまおゆうが面白くなかったような気がする。逆に誰もが主人公とだーまえを同一視してはばからないだーまえ作品は俺にとって異常に魅力的だ。しかし告白するとMOON.、ONE、AIRしかやってない。クラナド智アフリトバスはやってないなぜならその頃は現実生活が充実してて忙しかったからだ。でもそれはそれで正しいだーまえ作品との付き合い方とは言えないだろうか。言い訳だが。そしてAB!では会社帰りに第一話試写会に行くほどのカムバックを見せた俺の現実世界はどうなった。
 
10年以上泣きゲー業界のカリスマとして君臨していただーまえ、しかも明らかに感性9割技巧1割(そして根性10割って合計20割かよ)で作品を作っているだーまえの引き出しはもう空っぽよ! と予想されるので今更「これが新しい!」ということはないんだろうが、結局のところ毎回他の人には絶対出せないものを作り出しているのだからナンバーワンじゃなくてレイテストワンじゃなくてオンリーワンっつうことだし別に誰も後には続かない。続けない。
 
批判はすればいいけど居間サラダよ!誤変換。今更だよ!
 
とにかくオリコントップ10アーティストとなったLiaさん&だーまえおめでとうということがいいたい。まおゆうどこいった。