レジーかく語りき

外国人のプレゼンテーションは日本人のそれよりも圧倒的表現力があるというか大げさというか、とにかく気の利いた言い回しを多用するものだが、E3でレジーカービィについて語った一言がこれだ
カービィほどやわらかくて抱きしめたくなる何かを他に思い浮かべるのは困難なはずです」
いやドラクエのスライムとかもあるような気がするけど、まあここまでいわれたら否定し辛いなという感じである。外国人のプレゼンテーションに学ぶべきことは多い。

ガイアの夜明け 電子ブックの衝撃 を見たよ

ipadで「怪盗レーニャ」の電子ブックを作るという話をやっていたわけですが。
その中で、出版元の角川の人が「ブックの中で金貨が出てくるシーンで画面上に金貨がわさわさ降ってきて、金貨に触ったり画面を傾けたりすると金貨が動くようにして欲しい」というオーダーを下請けの会社に出すというくだりがあり、
なかなかイメージ通りに仕上がらない! 困った!→頑張ってうまく作ったよ! わーい! という展開を見せたわけなのですが
これ全然意味不明というか、「いるか? それ!」って凄く思ったのは俺だけではないはず。
だって俺、怪盗レーニャとかよく知らないけど・・・あれでしょ、サムシング吉松氏がやってる・・・モー娘の・・・まあフツーにオタク向けコンテンツでしょ? アニメとかやってる。
わざわざipad怪盗レーニャを買うおっきいお友達が金貨の動きがどうとか・・・思わないだろ??
そして実際完成した画面も、なんかコンピューター部の学生が適当に作ったみたいな特に工夫もない動きで、まあなんつーか下請けの人もクライアントに意味不明の無茶振りされてめんどくさかったんだろーなーという感想を抱かざるをえない投げやりなしろものでした。

これはあかん、ほんまあかん・・・。
大体本とか漫画って自分のペースで進められるのが良いところだと思うんだけど、電子ブック化した際に出版社が良かれと思って余計な演出を付け加えると、読者はみんなかったるくてしょうがないんじゃないでしょうか。

角川歴彦会長が出てきてipad怪盗レーニャを触ってなんか適当なこといって、あーなんかこの会社だめそう。すごくだめそう。って感じでした。
他にも色々な小話があったけど、まあ特におおっという話はなかったように思われます。Kindleの動作をまじまじと見たのは俺は初めてだったけど。

「まおゆう」と「AngelBeats!」

なんか最近twitterで話題のこの2作。いや俺の視界からそう見えているだけでもっと話題作があるかもしれないがこの2作。
類似点と相違点を思いつくままに適当に挙げる検証はしない。しないのだ。
 
類似点ってほどの類似ではないかもしれないけど、まず、両者共に結構叩かれてるよね。
 
まおゆうは啓蒙主義的でどうたらで、AngelBeats!はプロットがよくないと。
その、叩かれるポイントについての差異は、何か?→特に思いつきません。
 
ああ今思いついたんだけど、2作とも好きな人は好きで嫌いな人は嫌いで、好きな人は嫌いな人が何か文句を言っても俺は好きだから良いじゃんって思ってる風なところが似てるね。って差異じゃないじゃない。まあいいか。
 
ああまおゆうは割と人生をポジティブに描いているのに対しAB!はネガティブかな?
わー啓蒙されて頑張ったらうまくいったーな話が多いまおゆうに対し、わー良かれと思ってやったら天使が寝込んじゃったーみたいな話が多いAB!。そもそもAB!は話の出発点が悔いを残して死んだ者たちの集合なのでものっそネガティブだな。まおゆうもそれなりにネガティブな話もあるけど、それはなんか要はハッピーになる前振りとしてのアンハッピーって感じだし。いや俺がそう感じただけど。カンジダ
 
自分の心象風景のメモなので話のまとまりも着地点もないまま進むよ。
 
AB!に死にきれねえよ・・・なエピソードが多いのはだーまえがそういう性格だからだろうな。
まおゆうの作者はポジティブなのかな? というと、まあそうとは限らないだろう(クレバーな作家は作品と自分との間に一定の距離をおくものだ)。
 
ああそうだ、まおゆうの作者はクレバーっぽいんだよな。いや、くればいいのに feat.草野マサムネ from SPITZということではない。勿論。(←村上春樹風。村上春樹風かこれ?) 当たり前に、作品と自分との間に一定の距離を置いている。それは健全なことで、だから俺はあんまりまおゆうが面白くなかったような気がする。逆に誰もが主人公とだーまえを同一視してはばからないだーまえ作品は俺にとって異常に魅力的だ。しかし告白するとMOON.、ONE、AIRしかやってない。クラナド智アフリトバスはやってないなぜならその頃は現実生活が充実してて忙しかったからだ。でもそれはそれで正しいだーまえ作品との付き合い方とは言えないだろうか。言い訳だが。そしてAB!では会社帰りに第一話試写会に行くほどのカムバックを見せた俺の現実世界はどうなった。
 
10年以上泣きゲー業界のカリスマとして君臨していただーまえ、しかも明らかに感性9割技巧1割(そして根性10割って合計20割かよ)で作品を作っているだーまえの引き出しはもう空っぽよ! と予想されるので今更「これが新しい!」ということはないんだろうが、結局のところ毎回他の人には絶対出せないものを作り出しているのだからナンバーワンじゃなくてレイテストワンじゃなくてオンリーワンっつうことだし別に誰も後には続かない。続けない。
 
批判はすればいいけど居間サラダよ!誤変換。今更だよ!
 
とにかくオリコントップ10アーティストとなったLiaさん&だーまえおめでとうということがいいたい。まおゆうどこいった。

魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」 感想断片

魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」:通称「まおゆう」を読んだ。
 
悪くはないけど長くて飽きた。というか思ってより面白くなかった。
何故面白くなかったかを長々と書こうかと思ったけど、眠くて文章がまとまらないので思ったことを短く箇条書きする。
 
・経済とかの話はアイデアとしては良かった。
・でもそんなに「新しい」かな?? むしろ「古い」気がする。いや、単に古い歴史上の出来事をベースにしてるからそう思っただけで深い考察は全くないけど。
・読む前の予想としては現代までの歴史を超スピードで踏襲して世界中で核武装したり、テロったりするところまでやるのかと思ったら全然そんな話ではなかったのが残念だった。
・最後はもう松野ゲーみたいに、主人公暗殺とか、暗殺されないまでも「どうしてこんなことになってしまったんだ」的なバッドエンドだと思ってた。「生きながら腐るとは我の事か」←ベイグラント・ストーリー
・まあハッピーエンドでもいいんだけどね。別に。
・何といってもキャラクターが増えていくにしたがって展開が遅くなっていったのが非常にネック。
・わざわざちゃんと描写するほど個性的でもない(というか類型的すぎる)キャラクター達なので、描写をもっと薄くすれば良かったと思う。
・そんでスピーディーに話をまとめればよかった。今の半分か、半分の半分くらいに。
・それにしてもツイッターとかでは何であんなにヒートアップしている人がいるのか。たかが素人の書いたネット小説じゃん?? 電車男が流行った時だって「あれを肯定する奴は人間の屑」みたいなことを言う人はいなかったのはないか。
・まあ逆にそれが魅力あるということなのかもしれない。
・俺は途中で飽きたので後半は超ななめよみだった。

勝間和代氏が再起するためのたった一つの方法

というタイトルでブログを書くとアクセス数が稼げそうだなあと思いました。
 
えと。これだけだとまるでタイトル詐欺みたいなので、ちょっと考えてみますね。
 
ポクポクポク・・・チーン
 
わかった!
本人のブログ・2chtwitter等で批判・誹謗中傷した連中(”山田太郎”たち)を片っ端から個人特定して訴訟しまくればいいんだ!!
 
そうすれば誰も勝間さんを批判しなくなると思う!
どうせ今まで勝間さんを妄信していたカツマーは、今まで妄信していた時点で頭が悪いので、そうやって批判を封じ込めさえすれば勝間さんから離れていくことはないんじゃないかな! カナ、カナカナ、ロサカニーナ!
 
以上、終わります。
 
勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!: 2chはIPの開示に積極的であるというひろゆきさんの注目発言について」
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2010/05/2chip-8a3f.html

スタバ日記・ガールズトーク飛翔編

今日もスタバに行って勉強。スタバは本当、周りの席の会話が良く聞こえる。
今日、聞こえてきた話は若手社会人らしき女性二人組の会話。
仮にゴリとメガネと呼ぶ。ほとんどゴリが一方的に彼氏、友達の不満をぶちまけていて、メガネはそれに相槌を打っていた。

ゴリは彼氏と上手く行っていない。彼氏が淡白で不満だ。メールや電話もあまりしたがらないし、好きだとか、愛してるだとか言ってくれない。一方でゴリはセックスについては過去の経験からあまり積極的になれない。
うーん、まああんまり可愛くない上にあんまりやらせてくれない女には男もなかなか情熱的になれないんじゃないですかね。と思った。
しかもグダグダ愚痴ってるのを聞いてる限りでは性格もそれほど魅力的とは言えないようだし。
多分ゴリの彼氏は結構惰性で付き合ってるんじゃねーの? 共通の友人もいっぱいいるから別れるのがめんどくさいだけなんじゃねえかな。

それにしてもかなりの音量で「私、セックス好きじゃないんだよねえ、昔の彼氏がさあ…」とか言うのはどうなのか。まあその後トーンダウンしたので、昔の彼氏がどういうプレイを要求したのかとかは聞き取れなかったが。

あとは共通の女友達の悪口。女の確執はこわいなー。「あいつはネチネチしてる」ということをネチネチ語るというのはどうなのか、きっとお互い様なんじゃないかな?

スタバでモテ自慢してた隣の席の女がブスだった。

今日、俺がスタバでコーヒー飲みながら資格試験の勉強してたら隣の席に男女二人組が座っていた。
彼らは大学時代の旧友同士のようで、共通の友人の結婚式で流すビデオレターを撮影するために久しぶりに再会したようだったが、用件とは関係なく大学時代の思い出話で盛り上がっていた。

ふと、「私、噂の絶えない大学生活だったわー」と言い出す女。
「そうだねー」と軽く同意する男。

要するに女がモテモテだったということらしい。
うわーこいつらリア充か。僕が大学時代一切接点のなかったリア充さんか。

「一年生のときに、1、2、3人…」と何やら指折り数えだす女。何をカウントしてるのかと思ったら、大学時代に付き合った男とか、告白された男とか、片思いされた男とかを数えているらしい。
そんなことを臆面もなく公衆の面前(っていうのか?)でできるとはさすがリア充
「まー、私って好きな人がいないときに言い寄られると意外と付き合っちゃうしー」
「後輩のあの子には悪いことしたかなー。結構一緒に遊んで勘違いさせちゃってたかもしれないけど、私が他にいいなと思ってた人と上手く行って付き合っちゃったから。傷つけちゃったかも」

ああ……。なんだろう。なんだこいつは。何て傲慢なんだ。ひどいビッチだ。でも、きっとこんだけ自信満々でモテモテなことを語っているのだから、多分普通に綺麗なんだろう。生まれながらに容姿に恵まれたのなら、その傲慢も致し方あるまい。美人には傲慢が許容される。何故なら男は綺麗な女の人は見ているだけで幸せな気分になるからだ。話を聞いている男も、ヤれるわけでもない(彼氏でもない)のにこんなくだらない話を聞かされてご苦労さんって感じだが、まあ綺麗な女の人と一緒にコーヒーを飲めるだけいいよね。……そんなことを考えながら、聞いていた。

で、隣の席の人の顔をじろじろ見るわけにもいかないし勉強しないといけないのでずっと本を読みながら聞いていたのだけど、彼らが長々と話しこんだ後、店を後にして一旦外に出てから何故かまた店に戻ってきたので、店の入り口を向いて座っていた僕は正面から顔を見る機会を得た。

……普通に、ブスだった。

いやこの普通のっていうのは、たとえばあまりにも容姿に恵まれなさ過ぎて全く現実が見えなくなったんだろうなあって想像できるほどのデブスだとかじゃない、ということだ。なんだろうか、そこかしこにいるだろう、たとえばクラスで女子のランクを分類した時に、普通に下層階級に分類される程度のブス。かといってその中でさらに突き抜けてブサイクだという程の決定力はない。うん、まあしょうがない、別に生活に支障をきたすほどのブスじゃないし、とりあえず来世に期待だね、という感じ。……あれ、おっかしーなーさっき俺が耳で聞いて頭に描いていたのは、姉CANとかに出てくるような感じのこうズバッとしたOL的な感じのそれなんだけど。こう、彼女にはしたくないけどAVは借りたいみたいな感じの強気美人をイメージしてたんだけども。これなんかおかしくないですか? どういうことなんだ? これは……何が起きたんだ!? 俺の横にいたはずの性格の悪い美人が、いつのまにか性格の悪いブスに……。なんかこんな足元がグラグラする現象、伊集院光トークであったような……。

あーなんかすごいグダグダでうまく書けなかったけど、とにかく今日そんなことがあったとさ。